活動報告

まちづくり

ひとつながりのふるさと

みんなのまちだから、みんなでまちづくり

僕が高校生の頃、市外の学校に通っていましたが、地元の松尾地区にはバスが通っておらず、毎日がとても不便でした。当時はまだまだ現役世代の方々の方が多い地域でしたが、今ではだんだんと高齢化も進み、買い物や通院といった日常生活と免許返納も含めた交通課題が年々大きくなっていました。一方、中高生の子ども達もまだまだたくさんいる中で、通学や習い事の送り迎えなど、バスがないということで不便を感じてる若い世代の皆さんも決して少なくない状況でした。

新しいコミュニティ交通

そこで、この4年間、地域の方々研究に一緒に関わらせていただきました。バス路線やデマンド型交通など様々な検討を経て、新たなコミュニティ交通の導入を何度も何度も議会で提言しました。公共交通の空白地区の問題提起、既存路線との接続の課題、運賃や利用促進の課題などを議論し続け、2021年3 月に運行開始できたことに、多少なりとも貢献できたのではないかと感じています。お年を召した大先輩が蓄えなさった知恵や経験をお借りしながら、分からないことは教えてもらう、自分にできることを実践する、動き続けることでまちづくりの好循環を作っていきたいと思います。

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